夏休みを目前に、工業高校の生徒たちが 行方Power Station を見学しました。
全国各地で猛暑が続く中、7月18日のこの日発電所を訪れたのは茨城県立玉造工業高等学校、機械・エネルギー科2年生の生徒と先生、あわせて21人。再エネに関する技術を中心に、機械、電機、環境学習を取り入れた科目のほか、再エネを活用するための実習やものづくりの基礎となる機械加工について学ぶ、まさに再生可能エネルギーの未来を担う若者たちです。
見学会では、施設管理の責任者から発電所の仕組みについて、太陽電池(パネル)~接続箱~日射計~集電箱~パワコン~受変電設備、と発電・送電の流れに沿って説明があり、最後に行方PS 独自の『DCリンク蓄電池システム』を視察。その心臓部である格納庫に案内された生徒たちは、ラックに納められた蓄電池やコンピュータによる制御システム、それらを温湿度からまもる空調システムなど、最新の技術を体感しました。
見学終了後の質疑応答では、太陽電池の寿命や1日の発電量、他のソーラー発電所との違いといった技術的な質問のほか、除草の頻度や費用、事業終了後のパネルの処分など環境問題への関心の高さもうかがわれました。
▲まずはパネル下の日陰で説明をスタート
▲猛暑の中、説明に耳を傾ける生徒たち
▲蓄電池システムの2基ある格納庫に分かれて入場
▲見学を終えて記念撮影(後列左端:河野大先生、後列右端:安藤芳正先生)
⇒BLD発電所 行方Power Station